株価下がっているけど大丈夫?
いつ株を買えばいいの?
〜ETFのPERの調べ方〜

米中貿易摩擦の激化により世界中で株価の下落が続いています。

そんな中でこのブログも投資ブログの端くれとして私の考えを書いていきます。そしてタイトルにもあるように、このような下落局面で「いつ買えば利益が出るか」についてですが、

PER20以下ならば買い

と私は考えています。

ここまではどこの投資ブログにもよく買いてある内容ですので、今回はPERが簡単には見つけられないVOOなどのETFのPERをどう調べるかについて書いていきます。

ETFのPERの調べ方

まず、CNN Business のサイトにアクセスします。

すると右側に MARKETS と書かれた箇所に Quote serch と書かれた検索窓がありますので、そこに調べたい銘柄のティッカーを入力します。

CNN Businessのトップ画面
画像の赤枠の箇所にティッカーを入力します

ティッカーを入れたらSYMBOL MATCHESやSYMBOL START WITHという検索候補が出てくるので、そこから目的の銘柄をクリックします。
ここでティッカーを入力した状態でENTERや虫メガネをクリックすると、その銘柄の”記事”が出てきてしまうため注意してください。

検索窓にVOOと入力した状態
画像はVOOと入力した状態
その下の Vanguard S&P500 ETF をクリックする

すると現在の価格やチャートが表示されている画面になります。
その下の方にPeer Comparison という項目があり、その中にAberage P/Eとかかれた数値があります。これが現在のVOOのPERになります。

PER(P/E)の書かれた位置
PERが書かれている箇所

VOOのPERは20.3となっています。
この記事を書いた2019年8月13日現在の価格が264.58ドルであるため、270ドル台だった7月よりも下落していますが、それでも適正価格になっていることがわかります。

このように他の証券会社やマーケットニュースサイトでは調べられなかった情報も、CNN Businessから調べることができます。

今回はVOOでの検索結果を載せましたが、VTやブラックロックのiSharesなどのPERも調べることが可能です。
しかし、全ての銘柄に対応している訳ではないため、このサイトで見つからなかった場合は他の方法を探すしかありません。

とはいえ、これで有名どころのETFのPERを調べることが可能になったため、「ドルコスト平均法で毎月買っているけれど、今買うのは割高になるのではないか」と考える方には役に立つのではないでしょうか。

タタモーターズって何?インドの自動車メーカーってどうなの?

タタモーターズ(TTM

インドで最大の自動車メーカーのタタモーターズ。

タタのクルマは格安価格で、インド国内の幅広い層が購入しています。インドという国自体が、人口増加の最中にあり、また経済成長の真っ只中でもあるため、今後大きく収益を伸ばすでしょう。

また、インド国内でタタ財閥なるものが出来上がり、自動車産業以外の分野に進出している企業です

しかし残念ながら日本での知名度はまだまだ低いです。名前すら聞いたことがないと言う方も多いのではないでしょうか。

でもこの会社、実は他のさまざまな自動車企業の親会社になっているんです。

例えばイギリスの高級自動車メーカーのジャガーやランドローバーがタタモーターズの子会社になっています。

インドはかつてイギリスの植民地だったのに、形成逆転していて面白いですね。

 

そんなタタモーターズの株価の推移はこのようになっています。

正直芳しくありません(笑)

タタが販売する世界最安のクルマ、「ナノ」の品質問題がニュースで大きく報じられた上、最近の世界的な株価の下落の影響をモロに受けているようです。

インド国内での需要は大きいため、今すぐ購入するのではなく、世界の相場が落ち着いて、インド国内の産業のパワーを一気に解放する時までじっと待つ方が良いです。

ただでさえ先進国の株価の見通しが立たない現在、よりハイリスクな新興国株を購入することはほとんどギャンブルです。

しっかりと機が熟すのを待って、世界経済が再び上昇を始めた時、大きなリターンをもたらす株であると言えます。

はじめに

このブログはとくに決まったテーマは設けず、自由に投稿していこうと思っております。主な内容としては株式投資をメインに、旅や音楽に関するものになる予定です。

株式投資のターゲットとしては、アメリカ株への長期投資やインド株式を扱っていきます。

他に様々な投資ブログがある中で、なぜ今このブログを始めるのか。

それは、先日ネット上に公開されていた、こんな記事がきっかけでした。

「大学生を見たことがない」子どもたち…日本が抱える貧困問題

↑これ、まさに自分のことでした。

私は幸運なことに高校卒業後に大学へと進学できましたが、周囲はほとんど就職か専門学校への進学でした。

また私自身大学受験時に塾や予備校には通っていなかったため、小中高と過ごす中で大学生との関わりはほぼありませんでした。

そんな中で大学へ進学し、他の学生や海外の学生との交流を通じて、自分の世界が一気に広がったこと。大学図書館にあったピケティ氏の「21世紀の資本」を通じて、「格差を小さくするには投資しかない!」と思い立ったことを、上記の記事を通じて思い出しました。

そんな感じで、ニュース記事になるような環境で生まれ育った私が、投資という大きなお金の流れについて書いてみるのもおもしろいのではないかと思い、このブログを始めてみました。

ロングスパンでの投資を、配当の再投資で大きく増やしていく。

ロングスパンだから、たまに(頻繁にw)投資とは関係のないテーマで寄り道します(笑)

ろんすぱはそんな場所を目指して作ったブログです。