某大手広告業者の新入社員が自殺した事件がきっかけで、働き方改革が始まりました。
まだまだ残業時間は多いものの、以前よりは労働環境が改善されてきている職場も出てきているのではないかと思います。
そんな中私がいる建設業、特に現場監督を取り巻く環境はどうかと言うと・・・
何が働き方改革じゃ!!!
とでも言いたくなるような状況です。
私は工事を夜に行う現場を担当しており、時間としては21時〜翌6時となっています。
が・・・
その日の工事の準備や朝礼、また現場への移動時間を考えると18時には事務所に入っている必要があります。
また、工事終了後は書類作成やCADでの図面作成が待っているため、事務所を出るのは朝8時。よって1日の平均残業時間は6時間となります。
これが週6日続きます。
さらに月曜日は週の始めと言うことで、昼の勤務から出る必要があります。すると月曜日は文字通り24時間勤務になります。
すると一週間の残業時間は月曜16時間+その他の日6時間×5で46時間
これが4週間つづくわけですから、単純計算で残業184時間。
そして一ヶ月に1度だけ土曜日の休みがあるため、184時間から8時間を引くと・・・
残業176時間
あくまで単純計算で、実際にはもう少しブレがありますが、正直ヤバイっす・・・。
これに加えて、発注者から追加で図面の作成を指示された日は・・・。
身がもたないです。
もしこのブログが施工管理や現場監督を目指す方に見てもらうことがあるなら、私が言えることは一つです。
小・中・高・大とずっとスポーツをやってきた、勉強そっちのけで先輩の理不尽にも慣れているという方でない限り
現場監督にはなってはいけません